2019年04月24日

アサヒ飲料さん多謝!

うちのリーダーをCMに起用いただきありがとうございます!


posted by 石田泰浩 at 21:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年11月04日

選択肢の多さに参った話

ヴァリアンの「入門ミクロ経済学」の最新版訳本が出たと聞いたので買いました。
買ったはいいものの、海外の教科書って分厚いですよね。
700ページもあって重いので、混雑する田園都市線の電車の中で吊革につかまりながら読めないのが、難点ですが、とてもわかりやすく読めます。

ヴァリアンはGoogleのチーフエコノミストで、本にはGoogleやApple、FacebookなどのIT企業の事例も多く取り上げられていました。
Adobe Readerの無料配布の狙いや、Googleやヤフーの広告のポジションオークションなど。

その中に、行動経済学の章があるのですが、実はここが一番読んでて面白いので、
一番最初に読みました。
印象的だった多すぎる選択肢という問題について紹介します。
バリー・シュワルツのTEDでの選択のパラドックスというトークで同じ内容の話をしており、そちらも参考にしてます。

「伝統的な理論は選択肢が多い方がよいと主張するが、この主張は選択に伴う費用を無視している」とのこと。多すぎる選択肢からの選択には以下のような損失(費用)が発生してしまいます。
・選択肢が多くなる→情報処理が追いつかない→選択を後回しし、選択できなくなってしまう。
・選択肢が多くなる→選択しなかった選択肢の良いところを想像し、不満を持つ度合いが多くなる。
・選択肢が多くなる→期待が高まる→豊富な選択肢が生み出す大きな期待と、選択したものがもたらす効用との間にギャップが発生する。

ただ私自身、スーパーの買い物で選択肢が多いことが理由で、購入に至らないケースがあるか考えてみたのですが、
あまりピンとくる行動がありませんでしたが、そのような結果が得られた研究はあるようです*。

スーパー以外の消費で考えると、選択に至らなかった直近の事例は賃貸でしょうか。
引っ越す意欲は強かったはずなのですが、賃貸情報サイトや不動産屋で絞込みを行う時点で、相当な作業量になってしまい、膨大な選択肢から通勤時間と家賃でフィルタをかけて、よさそうな物件見つけても
もっといい物件はあるんじゃないか、などと常に不安になってしまい、結局探すのをやめてしまいました。

レコメンドサービスもsuumoさんhomesさんなどどれを使っていいのかわからなくなってくるぐらい、どんどん増えていますが、そうした選択肢を減らすサービスはどんどん普及しそうです。



*24種類のジャムブースと、6種類のジャムブースでは、選択肢の少ない6種類のブースの方が購入されやすいという実験も出ているそう。
Iyengar, S. S., & Lepper(2000).When Choice is Demotivating: Can One Desire Too Much of a Good Thing?.Journal of Personality and Social Psychology, 79, 995-1006.
posted by 石田泰浩 at 20:33| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

こんにちは

はじめまして。4月より入社いたしました石田と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

私は大学では農業経済を対象としたミクロ計量を大学では専攻していました。ミクロ計量の流行はimpact evaluationで、具体的には、いかに施策を適切に評価するか、というものです。

たとえばやせ薬の効果の程度を検証したいとします。どのように実験をおこなうのがよいのでしょうか。

例えば、太った人ばかり集めたときと、やせた人ばかり集めたときでは、効果は異なるかもしれません。あるいは、やせ薬を飲むことで自分はやせると思い込み、プラシーボ効果によって、やせ薬の効果以上にやせるかもしれません。そのような偏っているかもしれないデータしか持っていない時に、どのように効果を推定するのか。なかなか"評価"する、ということが簡単ではないってわかりますよね。

先日実験による施作評価の事例紹介を、すかいらーくさんがAWSのセミナーでやっていました。TVやクーポン広告によるキャンペーン効果の測定をするには、どうすればよいか。いろいろとやり方があるかと、思いますが、考えるととても面白いと思います。
posted by 石田泰浩 at 01:31| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする